サッカー界における君付け文化
ども。
なおやおやです。
"イチロー引退"
昨日は日本人なら誰しもが感慨深く色んな想いが交錯した日だったのではないでしょうか?
かく言う自分もサッカーとは違うジャンルを思わずブログに挙げましたがそれだけ日本人、、いや世界中の人達が真のプロフェッショナルが第一線を退く姿に色んな想いを馳せたはずです。
引退会見で同僚の菊池投手に「雄星が泣きすぎててびっくりしました!笑」って言ういい兄貴分的な一面と、菊池投手の「僕からするとイチローさんと同じチームで野球出来たことがギフトです。」と涙ながらに語っていたのを見て
〜いい上下関係だなぁ〜
と熱いものが目から溢れそうになりました。
で、話はガラッと変わりますが!
今日もいつも通りネットニュースを見てると
サッカー日本代表に初招集された鹿島の安西幸輝選手が初対面の柴崎岳選手に「岳くんと話すの緊張しました笑」と書いてる記事を見つけました。
ん?岳くん?
なんで年上の先輩を君付け?しかも初対面で??
とどうでもいい疑問が頭をよぎりました。
でも思い返すと、今までも何度かサッカー選手が一回りも上の選手を君付けで呼んでいる記事を見たことがありますが、あくまでも同じクラブであったり何年も代表で一緒だったりと人間関係が構築されてるであろう背景があった上ででした。
ただ、今回この23歳の若い安西選手が初招集&初対面の先輩に君付けしてることにものすごい違和感を覚えました。
これは僕自身が野球部出身で厳しい上下関係の中で過ごしてきたからこんなことを思うのかも?と考えたので何気なく「サッカー 君付け」とググってみると。。
”ジャニーズかな”
”キャプテン翼の影響だろ”
”公の場ではさん付けしてほしい。チャラい”
”上下関係にゆるいユース上がりに多い傾向”
と色んな意見が出とる出とる笑
やっぱみんな考えてることは近いんすね。笑
別に聞いてない。って声が聞こえそうですけど、色んな情報をみて僕なりに辿り着いた意見を言わせてもらうと・・・
サッカーって試合中ほぼ止まることなくみんな動き続けてるじゃないですか?
その中で指示であったり伝えたいこと、あるいわプレー中の「後ろきてる!危ない!」みたいなとっさに発したりとか、短い時間の間にコミュニケーションを取らないといけない訳ですよね。
そんな中「柴崎さん後ろきてるので気を付けて下さい!」とか「香川さん横フリーなんでパスお願いします!」みたいなことを気を使って言うてるヒマがないので
「岳くん!後ろ!」や「真司くん!横!」みたいに端的にものがいいやすい様に普段からのトレーニングも兼ねて君付けをしてるんではないかと思うんです。
要は「若手が試合中に遠慮せず意見を言いやすい雰囲気作りの一環」じゃないかなって事ですね。
先程も述べましたけど、僕みたいなバリバリ体育会系の競技や部活をやってきた人達からするとかなり違和感を覚えますけどね。笑
まぁ”社会人としてのルール”って物差しで見てしまうと「生意気!」とか「サッカー辞めたら社会で通用せえへん」とか書かれてますけど
そもそも僕たちがその物差しで判断すること自体間違ってるんでしょうね。
その業界に適した方法や文化ってあると思うんで。
真相はわかりませんが、なんとなくこの【君付け】には深い理由がありそうな気がします。
え?ない??