世界のナオヤ〜素人がサッカーを語る〜

というより語れるようになりたい

英国の「労働許可証」の高い壁

ども。

世界のナオヤです。

 

今日はなに書こかいなぁ~。

ん~~思いつかん。

 

 

 

あっ。そういや一個あった!

井手口選手がリーズの「最も奇妙な契約10選」

要は「なんでこんなヤツ加入させたんじゃこのボケフロントがっ!」って話しです。

 

18年1月に加入→すぐスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに半年間のレンタル移籍に出されます。

そこでも全然出場機会がまったく得られず、レンタルバックされるも

マルセロ・ビエルカ監督から「2番手までにも入っていない」とハッキリ言われる始末。

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つまり踏んだり蹴ったりな時期を過ごしてる訳ですよ。

 

でもなんでこんな事になったのかと言うと、元を辿ればタイトルにもある英国内務省が規定する「ワークパミット(労働許可証)」を発行されないからです。

これが発行されないと試合どころか練習にも参加できないって話しです。

 

 

「これっていったいどんな規定なん?」ってことを簡単にまとめます。

 

英国独自のルールなんですが、リーグのルールと言うより「国」のルールなんです。

簡単に言うてしまうと、EUおよびEFTA加盟国のパスポートを持たない人は就労ビザが下りないって話し。

 

なんでこんな規定作ったかって言うと

・英国政府が国外からの移住者を制限し、自国民の働き口が減らないようにする為。

 

サッカーだけじゃなくてすべての外国人(EU圏外)は英国の成長に貢献できる優秀な人材に限られる」とのこと。

 

 

 

いや、英国もトランプのアメリカファーストと変わらんやん笑

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そんなこんなで英国という国「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」のサッカーの4協会は厳格なルールを決めてます。

 

■過去2年間のFIFAランキングが平均50位以上であること

■過去2年間に行われたフル代表の公式戦出場率が以下を満たすこと(21歳以下の場合、過去1年間)

FIFAランク  1位~10位:30%

FIFAランク 11位~20位:45%

FIFAランク 21位~30位:60%

FIFAランク 31位~50位:75%

 

 

つまりこれまためちゃ簡単に言えば

「代表でめちゃくちゃ試合出て活躍しとるやつしか来んなっ!」ってことです。

 

上記の条件をクリアしてなくても一個だけ超特例が。。

それは

「若手で英国に貢献が期待できる超有望株なら受け入れます」ってやつ。

やっぱりかなりのアメリカかぶれやな英国さんよ。。。

 

 

過去には色々事例があって

アーセナルアーセン・ヴェンゲル監督が連れてきた日本の宮市亮やブラジル人の「ガヴリエウ・パウリスタなどは完全にヴェンゲル監督の顔で許可下りてます。

はい。確実に。

 

 

成功事例はいいですけど、過去の日本人の中でこの就労ビザ問題で影響を受けた選手がかなりおります。

 

宮本恒靖 ウェストハム(2001年) 

三都主アレサンドロ チャールトン(2002年)

家長昭博 プリマス(2009年)

前田遼一 ウェストハム(2012年)

 

ざっと挙げただけでもこんなに内定までもらったのに破断になったケースがあるんですねぇ。

無念。。。

 

 

 

今日のナオ〆

イムリーな話EU離脱問題もあるしハノーファーの浅野琢磨もかなり怪しい感じやしで色々問題を抱えてる紳士の国。

 

ただ、サッカーの発祥の地というだけあって世界的に見ても非常に熱く激しいサッカーとサポーターがいる国なのは間違いないので、そこを目指すサッカー選手が絶えないのは至って普通のことなんす。

 

すごく当たり前な話、海外からくる日本人(外国人全般)はお客さんじゃなく完全な助っ人なのでそこはプライド持ってプレーしてほしいし、変わらず最高峰の舞台を目指し続けてほしいよな。

 

とまぁ最後それっぽい事いうてみたけど、素人の俺が仮にオファーもらったら弱小国のクラブでも迷いなく行くね笑

 

 

ほなっ!